Y.Hさん
営業職
入社5年目(※2016年当時)
東京オフィスIV事業部(本社所属)
T.Yさん
営業職
入社5年目(※2016年当時)
群馬オフィスCV事業部所属
M.Sさん
営業アシスタント職
入社2年目(※2016年当時)
神奈川オフィス所属
現在、エムシーで活躍している営業職のY.HさんとT.Yさん、営業アシスタント職のM.Sさんに集まってもらい、日々の業務や仕事の中で成長を感じるところ、エムシーらしさなどについて話を聞きました。
はじめに ~1日の流れと入社まで
ー はじめに、自己紹介を兼ねてみなさんの一日のスケジュールや、エムシーで働くことになった経緯を聞かせてください。
はい、営業職でカテーテル中心とした血管内治療製品を担当していますY.Hです。いつもの仕事の流れとしては、私の場合は大きい病院を一つだけ担当しているので、朝8時ごろに出社して、前日に注文しておいた製品を車に詰め込んで出掛けて9時頃には病院に到着してます。
病院に着いたら前日の手術で使用した製品の補充をしつつ、手術の立ち会いをしながら先生とコミュニケーションを取ります。手術が終わるまではなかなか帰れないです。大きい病院なので1日中ずっと手術をしていて、立て込むと遅くなることもありますが、だいたい19時くらいに帰ってきて少し事務仕事をして帰宅、という流れです。
ー 同じ営業職のT.Yさんはいかがでしょう。
私は群馬オフィスで心臓・血管外科製品及びペースメーカーなどの不整脈治療製品を取り扱っています。日々のスケジュールとしては、私も出社して最初に手術で使うための製品の準備をします。
他に、病院の事務部門から依頼された見積りなど作成したりしてから病院に向かって、あとは手術の立ち会いや、先生とメーカーのアポイントの設定や打ち合わせに同席したりしながら、昼過ぎ14〜15時ぐらいまで病院にいます。そのあとは会社に戻って、荷物を積んでまた病院に行って...。
同じ病院に?
同じ病院のこともありますし、私はメインの病院の他にもいくつか担当しているので、そちらにも行ったり...。それらが終わると会社に戻って残務処理をして帰るという流れです。
ー M.Sさんは朝、出社されてからどんな流れですか?
はい、私は営業のみなさんが必要な製品を発注するなどの、メーカーさんとのやりとりが主な業務なので、出社したら前日注文し、朝届いた荷物をあけて、その日に持っていく必要な物を入荷処理することから1日が始まります。
そのあと伝票作成事務や、その他にオペ伝票の作成があったりするので、それを午前中には終わらせます。午後にまた入荷処理があって、メーカーへの製品の返却がある場合はそれに対応して...。
忙しいですね。
それで一通り終わったら、また伝票作成処理をするという流れです。
ー M.Sさんは、以前は医療事務のお仕事をされていたのですよね。そのあたりは慣れたものでしたか?
そうですね。ただ、やっていることは全く別なので大変は大変でした。それでも医療に携わっていたので、わかりやすい方かなと...。
ー Y.Hさんは、前職は、医療業界ではなかったんですよね?
全然関係ないです、私はアパレル業界でした。医療の医の字もないところ。
そうだったんですね。私も医療業界じゃない業界からです。広告印刷業界からでした。
ー なぜまったくの異業種からエムシーに飛び込まれたんですか?
当初は意識してなかったのですが、地域の医療に貢献したいという思いがあって、しっかり腰を据えて、と考えたところがエムシーの考えと合致したのかなと思ってます。
仕事の中で日々成長
ー 異業種から転職してきた営業のおふたりですが、病院ではドクターの方々と毎日コミュニケーションを取っていますよね。時間的に、また知識習得も大変なことはありませんか?
そうですね。手術の合間や、例えば、手術中でも見学されている先生がいらっしゃるのでそういうタイミングでお話したりとか...。別のところでゆっくり話をし、コミュニケーションを取っています。複数の手術が並列していると行ったり来たりとバタバタしているので、難しいことも多々ありますが...。たぶんT.Yさんも一緒だと思うんですけど...。
心臓外科の手術では始まると終わるまでこちらから話をする余裕はないです。手術中は先生方もかなり集中しているので、だいたい手術が始まる前と、終わる時間を見ながら病院に訪問したりしています。あとは、先生とコミュニケーションを取るうえで、先生のことを知らないといけないかなと思います。例えば、出身大学とか、知り合いの先生がどこの病院にいるだとか...。周辺の先生のことも知らないと、話についていけなくなってしまうので。
ー コミュニケーションを取るための工夫が重要ですね。知識習得についてはいかがですか。「しっかりした技術知識をベースに」と社長も言っていますが、どのように身に付けていますか?
そういった知識は、大きな学会に参加したりメーカーさんからの情報ですね。学会には先生方も参加されていますが、あらためて突っ込んだ話をメーカーに聞きに行って理解を深めたりとか...。
あと学会に先生と一緒についていって勉強します。そういう商社ってあんまりいないみたいです。学会に限らず、座学とか臨床知識とかの勉強もしっかりしてる人がエムシーには多いようですし、勉強熱心だとメーカーさんからも言われることが多いです。
そうですね。あとはエムシーって認知度が高いというか、先生方から「エムシーに聞けば答えてくれる」という信頼を頂いていることが多いと感じます。それは先輩社員が技術知識を勉強して、関係性を構築してきたものがあって...。
先輩方の仕事ぶりや考え方を見て、エムシーって真面目だという印象を持ちます。
真面目ですよね。
先生方って僕らからすると全然知識の量が違いすぎるんですよ。日々勉強したり、毎日手術室に通っていても、聞いたことない言葉が結構あるんです。それをひとつひとつ潰して、より先生が言おうとしていることの意味を、理解していくのが大事だと思ってます。
分からないことをひとつひとつ潰す、僕もやってました。
エムシーの学び方
ー 技術知識は勉強だけで身につけるのですか?
いや、会社の研修でもかなりの知識量はつきました。制度は充実していて、1年通してみっちり勉強できました。とはいえ現場に出て、ひとりで色々と動き始めてわかることがとても多く大切になっています。
そうですね。僕が入社したときも座学で3ヶ月間、そのあとOJTで1年間と、かなりしっかり準備してから担当を持ちました。
アシスタントの場合は、システム研修が2週間ほどあって、そのあとにOJTという形です。アシスタントはいきなり全製品扱うことになるので、最初は、商品とか全くわからなくて、みんな英語を喋ってるんじゃないかという感じでした。でもそこは、営業さんに資料をもらったり食らいついていって。
最初は疑問ばっかりだったのが、ひとつひとつやっていくと、ちいさな点だった理解が、つながっていくというか、はい。
疑問は大事ですよね。後輩にも常に疑問を持って欲しいと言っています。
ー 疑問を持つ。
研修で学んだことって、正直全部理解できるわけではなくて、4割は理解できていなかったと思います。その4割はなくても仕事できてしまうんですけど、それについて疑問を持って調べないと向上しないんです。
私は毎日カテ室(カテーテル検査室)に出入りしているんですけど、カテ室で起こっていることはすべて理解したいんです。カテーテル以外の、心電図の判断などはカテーテル営業では必須ではないですし、患者さんのバイタルのモニタにしても、この圧がこうなっているのはなんでなんだろう、というのは覚えなくても仕事はできてしまいます。浅い仕事をしない意識というか、あと追求すると仕事もおもしろくなるんですよ。
やりがいと感謝
チームのメンバーにも意識が高い人が多いんですよね。手を抜かない、真剣にやるって人が多いんで。話をしていても常に向上心がある人が多いので、しっかりと仕事に向き合える会社なのかなと思ってます。正直つらいところもあるんですけど、つらいところを乗り越えた先には、本当にやりがいとか達成感、充実感っていうのがあるんじゃないかなって思います。
時々「緊急手術をするので急いでものを用意して欲しい」といったような依頼があって、1時間で駆けつけて、緊急手術をお手伝いしたことがあります。大変ですが、患者さんが一命を取り留めたとお聞きすると、少しでも貢献できたことで本当にやりがいを感じます。
ー M.Sさんが達成感や充実感を感じるときはどういうときですか?
そうですね。私は実際に営業しているわけではないですが、そういった緊急対応においては手術に必要な商品を頼んですぐに引き取りに行ったり、メーカーさんの時間外の場合は命に関わることなので、どうにかしてメーカーさんに出してもらったりとか。大変ですが、T.Yさんのような話を聞くと嬉しいですし、営業さんからも「ありがとう」と言ってもらえるので、営業の一員として仕事をしていると思えます。
ほんとうに助かってますよ。そういう意味では、アシスタントさんがいないと業務が止まってしまいますね。モノが届かない。営業はひとりいなくても大丈夫なんですけど。
とても大切です。
僕らは日々すごく助けられてますね。
どんな人と一緒に働きたいか
ー それでは最後に、どんな方と一緒に働きたいかをお聞きしたいと思います。
やっぱり疑問に思える人というか、知識欲をもって追求できる人と働きたいです。
そうですね。真剣に仕事に向き合える職場なので熱意があり、真面目に責任を持って仕事に取り組める方に最適な職場だと思います。
私もY.Hさんと同じで疑問を持って欲しいですね、疑問を持って伝票打ちまくっているうちに、あ、こういうことだったのか!って繋がって、知識や経験になっていくので。
ー みなさん、ありがとうございました。