未来へ向けて ~より志高く、より医療現場に役立つために~

原点を忘れずエムシー、そして医療機器業界の未来を描く。

起業から42年、多くの医療現場でご縁をいただくようになったいま、エムシーの未来に向けてどんな歩みを進めていくべきか?代表の森が創業時に綴ったノートには、経営理念に関して次のような記述があります

  1. 国際企業をめざす
    インターナショナルな感覚を持った企業人の育成。情報・交通網の発達を活かし、地球規模の上に立った経営を目指す。
  2. 業種を制限しない
    新しいものへの挑戦。技術革新、新しい経営ノウハウに関心のある企業人を育て、企業としての活動の幅を広げていく。
  3. 質は量に優先する 
    経営の繁栄は質と量の積である。片方がゼロでは積もゼロ。ただし、経営の出発は質にある。
  4. オリジナリティを尊ぶ
     技術のみならず、各種の経営ノウハウについてクリエイティブであること。真に独創性のある考えを重視する。
  5. 人材開発に力を注ぐ
    チャンスは平等に!創造活動に従事させるには、自己の考え方を完全に自由にすることが必要。ただ、そこには時間に対するルーズさは含まれない。
  6. 約束を尊重する
    得意先との約束、仕入先との約束、企業内での約束。これを遂行するために必要なものは、能力と誠実さである。
  7. 積極的で肯定的であること
    いまの知識水準、技術水準にこだわらず、創造力で物事に体当たりする。
  8. 総合バランスを追求する
    一つの事業のみに資本や労力を集中せず、短期利益と長期利益のバランスをとりつつ企業経営に邁進する。

現在、医療機器の市場は創業時と比較にならないほど大きくなりました。さらにこれからも拡大していくであろうこの分野では、海外医療マーケットの開拓や、メガデータの活用など多くのビジネスチャンスが広がっています。

市場が変わり、大きくなろうともエムシーは創業時の想いを忘れることなく、世界に目を向け、医療に貢献する人材を育て、ともに新しい価値を提供していきたいと考えています。

社名に託した夢

平成23年3月(2011年)森は日中文化交流協会使節団の一員として訪中し、北京・天津・上海・敦煌等を歴訪。天津大学 劉 新華先生(工筆重彩画家)に賜る。

夢とは、エムシーという土俵上に自らの夢を描き、社員共通の夢として実現する事に邁進する

社名のエムシー(MC)は Medical-system Consultant の略であり病院の医師、看護婦(看護師)、技師、事務スタッフの方々へのコンサルテーションを提供する集団であるという意味です。

代表の森はこのエムシーという社名に、医療機器の販売のみにとどまらない、医療現場のニーズに応える人材、技術、ネットワークを確立するという夢を託しました。

医療現場のニーズに応えるためには、まず何よりも自分たちが常に医療現場と関わる、医療チームの一員であるという意識をもつことが大事だと考えています。

チームの一員として、現場の声を聞き日々改善・改良を重ねることで新たな価値を創造・提供し、医療に従事される方、医療を受けられる方、ひいては社会全体に貢献する。

それは若き日の森が願った夢であり、そして今日ではグループ・社員共通の夢となりました。これからもその夢の実現に邁進してまいりたいと思います。